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2003/09/22 (月)

自虐的行動

● 「cafe KANON」に行った。神戸にできたメイド喫茶だ。8/31のオープンには4時間の行列ができたという。先日テクトさんとここの話題を話してたときにいろいろと情報は仕入れていたが、なかなか実際に行く機会はなかった。メイド萌えというかウェイトレス萌えの僕にしては行くのが遅かったともいえるが、常連客が7割を占めるというのを聞くと引いてしまうのよね。世間の評判としては「オープン当初は店側の対応が悪かった(なかなか注文した物がこなかったりとか)」「中国茶が充実している(南京町で買い付けているらしい)」「食事は結構美味い」「メイドコスチュームだけでなく、店内の装飾や雰囲気にもただならぬこだわりがある」「某KANONというゲームとは関係がない」などなど。ぐぐったらこんな情報がたんまりと出てきていた。

 昼休みに行ってもそれなりに混んでる可能性もあるし・・・と思っていたが、今日は仕事の関係上 昼食が15:30からになったので思いきっていってみた。それにしてもスーツ姿の会社員が昼間からメイド喫茶で一人で食事するってのはどんな感じなのだろうか?と心配していたが、その心配通りなんだか変な存在感を示してしまった(かもしれない)。場所は大体しか知らないけど、おそらくオタクストリート(勝手に命名)付近に違いない、と歩いて向かう。思わず行き過ぎそうになるくらい入り口はおとなしめだったけど、一歩踏み入れると二人のメイドさんが「お帰りなさいませ」と言ってくれる。もちろんご主人様気分を味わうため。席に案内され座ろうとするが、常時メイドを観察できる側に座ることはぬかりない。この店の(一部で)名物であるワゴンに乗せてコップと瓶入りの水、メニューを持ってきてくれる我がメイド(馬鹿)。「お決まりになりましたらそちらの鈴を鳴らしてお呼びください」え・・・マジですか?それはかなり恥ずかしくないですか?手を挙げて呼ぶのはだめですか?通りかかりに声を掛けるのは駄目ですか?なんて思いながらとりあえずメニューを眺める。おぉ、確かに中国茶はかなり充実している。でも今日は昼食と言うことでカレーを注文。秋葉の「cafe mailish」でもデブがカレーを汗かきながら食ってたし、こういうところでは基本なのかもね。で、思いっきり勇気を出して鈴を鳴らす。うぉ〜〜〜恥ずかし〜〜〜〜〜。これって二人以上だと楽しいかもしれないけど、一人でこんなことしてる「何やってんだよ。オレ」っていう気分に思いっきりさせられる。その恥ずかしい気分のまま注文したんだけど、変に声がうわずっちゃったよ。

 さて、カレーが出てくるまでの間、周りを観察。客層は基本的に「いかにも」ってのがほとんど。女の子3人組ってのもいたけど、やはりそっち系なのか?やたらうるさかったのが印象に残った。一人で来ている客も多く、何かぶつぶつ言っている者やノートPCを広げている者(ここはフリースポットなので無線LANがあれば便利だね〜)もいる。僕もどうしようかと悩んだけど、やはりアンミラで新境地を開いたOS君にメールを打ってみることに。何度かのやりとりの末、OS君は次回こっちに来たときに連れて行くことに決定。それにしても一番最初に「値段はどうですか?」と聞いてきたところをみると、よっぽどアンミラの価格が衝撃的だったに違いない。ちなみに価格はふつうの茶店とかわりません。そうこうしているうちに何故か普通の中年夫婦が入ってくる。「お帰りなさいませ」を聞いた瞬間から「ここの店ちょっと変?」というのが表情からありありと読み取れる。鈴を鳴らすシステムを聞いて思わず苦笑するおばちゃん。うんうん、その気持ちはよくわかる。ホモバーに間違えて入ってしまったノンケの気分か?(<違う)。

 カレーが到着。食事とスプーンを並べてもらっている間、どんな体勢でいればいいのか?じろじろ見るのも失礼だしなぁ・・・、なんて意味不明の緊張。仕方なく並べてくれるメイドさんの手を見ておくことに。さて肝心のメイドコスだけど、オーナーのこだわりが随所に現れる素晴らしいものであった。確かに「まほろさん」風ではあるが、安物でないことは一目でわかる。お姉ちゃんの質も決して悪くない。というかかなりよい方である。少なくとも勘違い女はいなかった。また、あくまでもおしとやかにというメイド気風が現れており、気恥ずかしさはあまり滲み出てこないが、それでも奥ゆかしさのある風情であった。総じて「かなり満足」と言えよう。

 食事は終了。今日ほど早食いの自分を恨んだことはない。かといってお茶をするほど財布は潤っていない。何もせずにここにいるのも恥ずかしいためそそくさとレジへ。レジにて割引コインの説明をしてもらう。しかしコインが切れているとかでかわりのカードを貰うことに。レジの奥にはメイドの控え室があるが、薄いカーテンで仕切られているだけなので丸見え。これはあえてそういう趣向なのか?そして店を出るときには「行ってらっしゃいませ」の声が。最後までご主人様気分を味あわせてくれる。

 さて、先にも書いたとおり非常に満足のいく店であった。何度でも行きたい。しかし!一人で行くのはかなり恥ずかしい。一般人にとっては拷問とも言える恥ずかしさがある。しかし、その恥ずかしさを乗り越えてこそ、きっと真のメイド喫茶道があるのだ。そして僕はそんな道には進みたくない、と言っておこう。


2003/09/20 (土)

帰ってきた人々

● 昨日はカニちゃんが2ヶ月ぶりに復帰。ルーターの死亡が発端だったが、ようやく新しくなったにもかかわらず回線速度が全然出なかったりリンクダウンしたりするところをみると機器よりも回線自体の影響によるものかもしれない。早速光への移行など考えるのがブルジョワなのか勢いなのか・・・。ヤマダさんとFinちゃん、カニちゃんというあり得ないメンバーで新クエスト「迷窟の試練」を行う。特にヤマダさんと潜るなんて本当にびっくりだ。操作方法さえ忘れているヤマダさんはLV2のキャラだったので僕は「ジャコメシ」のLV1、FinちゃんはLV10のキャラを用意。カニちゃんだけがメインキャラで参戦。カプセルを15分以内に30個取ればホワイトリングがゲットできるらしいが、キャラが弱い上に全く情報も手に入れてないので20個行くのがやっとのこと。

 今日はDIX君が復帰。本気チャリンコを手にれて以来、自転車三昧の日々のせいでオンに来てないということは容易に想像できたが、ヤマダさんたちと「彼女ができたに違いない」と無理矢理決めつけていた。だからこそ「彼女ができて忙しいDIX君」といじめるのも楽しかったが、それをkyaruちゃんとPearlさんが本気にしたせいでDIX君のダメージはより大きなものになったに違いない。チャリンコ乗りはスネ毛を剃るという全く持って無駄な知識を復帰早々持ってきてくれたDIX君であった。一方、ミフネさんがDIX君の口調を会得して、我々を楽しませてくれたのはかなりツボにはまった。

 先日来よりシラちゃんがかんなちゃんのフィギュアを作成してくれている。先週は僕の無理矢理な希望をかなえるため、天使の羽を紫苑さんに、マジピをあでぃに借りてスケッチしてもらう。スケッチ中にお互いの心のずれ(あでぃと紫苑さんね)について二人から聞いてしまう。あでぃはあでぃで意外とまじめに考えてるのね(失礼)。シラちゃんに「ほかに希望があればいっておいて」というから「巨乳でロリでムチムチしてて青いの」と伝えておいた。今週は「髪をもう一度見せて」とやってきた。どうやらすでに制作に取りかかっているようで、頭と体を作り込んでいるところだとか。ものすごく巨乳になったらしく、ロリなのにセクシーというアンビバレンツなんだとか。しかもムチムチの希望を叶えるために足を太めに作ったらしく、本物のかんなちゃんと比較して「似てねえよ」とぼやいていた。Finちゃんは僕と正反対の趣味だそうで、Finちゃんが納得しなかったので僕の希望は叶えられたようだが、それでも「胸はセクシー」とコメントしたらしい。完成するのが楽しみだねぇ。

 「ゲーム貴族」のワルミネール公による「無職日記」がついに完結、新たに「派遣日記」が始まった。無職日記の最終回はコミケでのコスプレ写真が多数掲載されているが、ここに写っている女の子はかわいい子が多い。これまで「コスプレイヤー=勘違いしているぶさいく」というレッテルを思いっきり貼っていたが、少し見直してしまった。っていうか、マジでかわいい子めっちゃいるやん。


2003/09/19 (金)

ついにラグオルリングをゲット・・・

● 15日の日記を書き終えてないけど先にこちらを更新。たった今、ヴェリハにて「心の座」をクリア。一体何ヶ月かかったんだろ。しかもスゥルートはクリア済みだったので、無事ラグオルリングも手にいれることが出来た。何よりもシナリオ自体が非常に良く出来ていた。ついに明かされるラグオルの大爆発の原因。徘徊するモンスターの正体。マザー計画。制御塔最上階の壁面図の意味(そういった意味ではDCの人体実験図もこれに関連するか)。EP2はオルガ・フロウとの戦いと、この心の座を終わらせることで完結すると言ってよい。いや、EP1も含めてだね。とにかくかなり満足の行く内容とボリュームであった。

 そしてエリの切なさと力強さ。ゲームの世界で勇気付けられるなんてまるで子供だましだけど、それでも彼女の言葉は真実に満ち溢れている。もう会えないということ。それは耐え難い苦しさだ。信じるという言葉でさえ、欺瞞に満ち溢れていると思いたくなる。「切なさのあまり流れる涙」を想像すると、自分の存在意義さえ疑いたくなる。なんでこんなことになっちゃったんだろう・・・。

 青天の霹靂から既に1年以上。結局僕は何も見つけられなかった。結局何も生み出せなった。もどかしさだけが残ったまま、僕にとってのGC版PSOは昨年の10月18日で終わっている。それから今日まではオマケみたいなもんだ。もしくは単なる懐古主義か?あ、久しぶりに姫の事など思い出した。あとでメールでもしてみようかねぇ。


2003/09/18 (木)

止まらないアタック

● 例のウィルスによる不正アタックが今だ止まらない。一方で我が家のADSLルーター(正確にはモデムとして使っているアッカからレンタルされたルーター)のファームウェアが更新されている。「ACCA Networks非公式掲示板」によると評判は上場。早速我が家も更新してみる。するとここのところ落ちていたリンク速度も実スループットも開通時とほぼ同じ速度まで戻った。おぉ、素晴らしい。さらに接続モードをFBMに手動で切り替えるとさらに速度は上がったが、上りが1/4になってしまったため元に戻すことに・・・。


2003/09/17 (水)

まったくどうでもよい送別会

● 本日は全くどうでもよい人の送別会。自分が辞めるときに「辞めようがどうしようが全くどうでもよい」と思われたくはないなぁ、いくら会社が嫌いとはいえ。仕方ないので今日は焼肉とビールで阪神祝勝会のつもりで呑むことにする。おかげで帰る頃には動けないほど腹いっぱい。もちろん二次会など参加せず。

 そのままPSOにも行けず。素直に寝ることにした。最近の日記でPSOについて全く触れてない気がするが、相も変わらずオンには向かっている。DCに行く回数が極端に減ったけど。新しい仲間も少し増えたし、カニちゃんが休業中の間もヤマダさんと話しこむことが多かったし、ここ最近は潜る楽しさも思い出したのよ。

 阪神が優勝した日は「TigersV1!」といキャラ名で虎カラーのフォニュエを作ってオンへ向かった。するとテクトさんのVAMPIも虎カラーだったのよね・・・。二人でバンザイしながら写真撮影など行って、その後はそこら中のロビーでゲリラ活動。「阪神優勝おめでと〜」「バンザ〜イ!バンザ〜イ!」と叫びまわって万歳しまくる。面白いもんで、けっこういろんな所で反応がある。阪神ファンだったり、逆に巨人ファンだったりと本当にいろんな人から。


2003/09/16 (火)

スポーツ新聞買占め

● 起床は早朝5時半。もちろんスポーツ新聞を買い占めるためだ。18年前のあの日は親父が買いに行った。僕は日本一の時に買いに行った。そして今日も買いに行くのだ。

 とりあえず駅へ。車でいったのだが、ちょうどその時、新聞運送業者が届けに来た瞬間であった。売店を覗いてみるとまだシャッターが下りている。そして運送業者はまず駅構内にあるローソンへと新聞を持ち込んだ。ローソン店内にはスポーツ新聞目当ての客が30人程度集まっている。っていうか、早朝のこんな時間に客がこんなにもいるなんて普通はありえねえよ。届いた新聞の包みを床の上で開封した瞬間、集まった無数の客が我れ先にと奪い始める。一人で一紙につき3冊づつ買う人とかも沢山いて、あっちゅう間になくなってしまう。僕も三紙を購入。

 そして次は駅売店へ。みんなもそのまま並び始める。売店にはどんどんと新聞が運び込まれるがなかなかシャッターは開かない。優勝記念特別セット用袋に詰めているからだ。このセットにはスポーツ新聞五紙が優勝記念として紙袋に入って640円。そうこうしているうちに行列はまたもや30人程度に膨れ上がる。よくよく見てみると前の方には友人の母上が。あ、このお方も猛烈な阪神ファンなのです。ようやく開店したのが6:10頃。母上は3袋買ってもう一度並びなおしているようです(笑)。僕も保存用も兼ねて2袋購入。

 出勤後、職場にて何度も握手。昨日の珍入が既に話題になっており、そこら中で「どないやって入ったんや?」と聞かれる。そして月曜日は全社朝礼。ここのところ話題で阪神のことを触れる人が多かったけど、今日は暴走していた。なんと全員で万歳三唱を行ったのだ。なんて平和な会社・・・。従業員10人程度ならともかくわが社のようにそれなりの大きさがある会社の朝礼でこんな出来事が起きるなんて、やっぱり関西において阪神優勝ってのは大きな影響があるのねぇ。他の会社でもこういうのってやったんでしょうか?


2003/09/15 (月)

猛虎伝説’03 完結

● ついに甲子園まで持ち込みとなった優勝。いまだマジック2。いくら不甲斐ない敗戦を繰り返したとはいえ、甲子園での勝率を考えると今日の勝利はかなり堅いと言える。問題はその後。夕方から始まる横浜戦でヤクルトが負けなければ今日の優勝は無い。やっぱり優勝と言えばウィニングボールがキャッチャーか一塁手の手に収まってみんながマウンドに駆け寄る、っていう場面だと思うしさ。出来れば明日優勝のほうがいいよね〜。それと勝手な話だけど、会社のみんなが今日はアルプススタンドに行ってるのです。団体チケットを購入して20人以上で。僕が行ったナゴヤドームで勝てなくて、僕が行ってない甲子園で優勝するなんて・・・。思いっきり自分勝手なワガママ&ジェラシーだけど素直な気持ち。

 午前中、ホームセンターに網戸の張替えグッズを買いに行く。ボロボロになった網戸の張替えについて業者に電話したところ13000円ほどかかると言われたからだ。インターネットで調べると、どこを見ても「10分ほどで簡単に出来る」と書いてある。というわけで張り替え用の網戸と押えるゴムを押し込むローラーを購入。1000円かかりません。ついでにそのままラーメン屋へ。「こくいち」に行くつもりだったけど、敢えてその前に出来た新しい店へ。ちょっと期待してたんだけど全く期待はずれ。二度と行きません。さらに古本屋巡り。ちょこちょこつまむ。

 帰宅後、早速網戸の張り替え。おぉ、確かに二人でやると簡単に出来る。こりゃ面白い。是非皆さんもやってくだされ。そんなこんなで14:00から阪神-広島戦は開始。伊良部は毎回走者を背負いながらもノラリクラリのピッチング。ところが3回、シーツにツーランホームランを打たれる。一方で阪神打線は安打すら出ない最悪の状態。ダメじゃん。これじゃ連敗中の昨日までと変わって無いじゃん。なんとか沖原のタイムリーで1点返したけどその後も相変わらず。はい、僕これどっかで見たことあります。そう、わざわざ名古屋まで行って見てきたこないだの試合そっくり。ところが8回裏、片岡のしびれるようなホームランが飛び出す。スタンドへと伸びる打球を眺めながら「うぉ〜〜〜いけ〜〜〜。でも今日優勝すると嫌やからやっぱりいくな〜〜〜」みたいな不思議な感情。まぁ、ともかく同点なのです。さらにチャンスは続くがそこでおしまい。一方16:00から開始の横浜−ヤクルト戦はいきなりヤクルトが4点先制。むぅ、やはり今日の優勝は無いな。そう決め付け、U-wiとふ〜ちゃんのビデオを返しにレンタルビデオ屋へ。ところが車の中で見ているとここんとこ好調な藤本が出塁。あれよあれよという間に一死満塁。そして反対にここんとこ調子の悪い赤星へ。目の前で沖原が敬遠されている時に星野監督から直々にアドバイスをもらっている。そして初球。甘く入った真中高めを綺麗に引っ張ってライトオーバー。ついに!8日ぶりの勝利と共にマジックは1。メンバーはまるで優勝したかのようにベンチから駆け出してくる。ものすごく嬉しそうな伊良部の顔が印象的だった。そしてベンチに帰ってくる赤星を星野監督が抱きしめたのを見て本当に感動。ある意味、今日一番の感動シーンだと思う。

 さて、一方で横浜球場では横浜が逆転して逆に8-4に。これは今日優勝してしまう!!テレビの中継では「今から甲子園でヤクルト-横浜戦をバックスクリーンで放映します。終了後、優勝の場合はセレモニーを行いますが、本日のチケットをお持ちでない方は入場できません」とやたらと繰り返す。ここで引っかかるところが少しあった。そしてビデオ屋から帰宅。10分ほど悩んだ挙句、甲子園に向かうことを決める。U-wiに冷たい目で見られながら出発準備。先日と同じく亀山ハッピとハチマキ。そしてメガホン2丁。甲子園にいる同期に「今からとりあえずそっちに行くから。多分入れないと思うけど外で喜んでるからあとで会おう」と電話で伝える。電車に乗りながらも横浜戦をラジオで聞きつづける。三宮で阪神電車に乗り換える。たくさんの阪神ファンがいるに違いない、と思ってたのにハッピを着たお姉ちゃんが一人だけ。途中、メガホンを持った二人の子を連れたお父さんが乗ってくる。西宮を過ぎ、まだ横浜戦は終わっていない。11-5でダントツの優位。車内で鉢巻を締め気合を入れる。となりのお兄ちゃん二人組みが話し掛けてくる。「今から甲子園いかれるんですか?」「そうです。おたくも?」「そうです。チケットは持ってないですけど、甲子園の周りでその瞬間を迎えたくて」「僕もそうです」。甲子園に到着。ところがなぜか応援グッズを持った阪神ファンがけっこう帰っていく。なぜだろ?入るつもりでは入れなかったからか?そんな心配をしつつ、レフト側外野席入り口である18号門付近へ向かう。行く道すがらダフ屋にも期待したが全くいない。まぁ、終わった試合のチケットを売るダフ屋なんていないか・・・。

 一筋の光明は見えていた。というかその方法に賭けるしかなかった。そしてまさにその方法を実行しようとしている家族連れを発見。「○○で入れますかねぇ?」「あぁ、行けるで!兄ちゃんも頑張りや!」そんな話をしつつも横浜戦は着々と進んでいく。そして僕が走り回って電話しまくっていると球場内から「ウォ〜〜〜〜〜!!」と大歓声。もしかしてもう優勝が決まったの?(この時既にラジオは聞いてなかったんで。そして後ほど気づいたが、阪神側ベンチに選手が姿を見せ初めてウェーブが始まったことによる歓声だったようだ)。18号門では「間もなく横浜戦が終了します。入場券をお持ちの方は早めに入場してください」と繰り返す。なに〜〜〜、急がなければ。チケットを持たないまま強行突破しようとも考えたがやはり無理そうなので諦める。ふと見てみると、最初に話し掛けた家族連れが入場しようとしている。「ついに入れるんですね!」「兄ちゃんはまだか?」「はい・・・」「んじゃ、そこで待っとき。(以下略・・・)」

 そしてついに入場券をゲット!あぁ、あの家族連れにいくら感謝してもし足りないぐらいだ。そしてようやく入場門を突破。思いっきり走ってスタンドにたどり着く。その瞬間にもウェーブは繰り返されている。アルプススタンドにいる同期に電話してみると「俺らは外野席ちゃうで」とのこと。そりゃそうだ。アルプススタンドやもん。あわてて一旦外に出て、今度は本当に強行突破。14号門から外野席のチケットで入場という荒業を使う。さすがにモギリのお兄ちゃんも日付しか見てなかったようで無事入場(すんません。明らかに違反ですね)。ようやく同期と会うことが出来る。そして会社のみんなの待つレフトポール際へ。みんなが大歓声と「なんでおるん?」という不思議な顔で迎えてくれる。しかも亀山ハッピを着ていたので、全然関係ない方達からは亀山コールが起こるというお祭り騒ぎ。みんなに一通り挨拶を済ませてバックスクリーンを見てみると8回裏の横浜の攻撃が終わるところであった。

 もらったジェット風船を膨らませながら、歓喜の瞬間を待つ。一塁側ベンチを見てみると、既に阪神の選手達は今にも飛び出さんばかりの準備万端。スタンドと同じくウェーブを繰り返す。うぅ、ついについに18年間待ちつづけた優勝が・・・。しかも甲子園で・・・。しかも目の前で・・・。すぐ隣にいる先輩は既に泣き始めている。そしてツーアウト。あと一人コールが響き渡る。ヤクルト最後のバッター(誰だったっけ?)はボテボテのショートゴロ。ボールが一塁ミットに収まるときには既に阪神の選手はベンチから飛び出していた。指先を高々と上げて走りつづける選手達。我々は大騒ぎしながらジェット風船を上げる。マウンドにはすぐに輪が出来上がる。そして星野監督の胴上げ(一応WMVファイル上げときます。僕の大声が入ってます。900KB程あるのでナローバンドの方はご注意。優勝が決まった瞬間のもありますが、思いっきり馬鹿な顔が写ってるので控えときます)。声が枯れるほど万歳を繰り返す。宙を舞う闘将。次は誰だ?なんて思ってると輪のすぐ横で金本が何人かに胴上げされてるし・・・。そしてしびれるような星野監督の「優勝監督インタビュー」。この人はすごい。この人は本当に人情家だ。この人ならみんな付いていくだろう。この人が監督でよかった。そんな思いが球場を埋め尽くす。続いて優勝トロフィーとペナントの贈呈。そして球場一周のパレードと相成った。パレードの間中、六甲おろしがエンドレスでかかりつづける。当然一塁側から回り始めてレフト側に来るまでは大合唱。金本が嬉しそうに球団旗を掲げながら走っている。今岡は涙ぐんでいる。そして我々の前にやってきた選手一同。ちょうど写真はオマリーコーチ、アリアス、ムーアなどの助っ人軍団が収まっている。各選手の名前を絶叫する我ら。そして通り過ぎた直後、赤星が我々の斜め前辺りのフェンスによじ登って大ハシャギ。うむ、今日の功労者。思いっきり暴れるがよい。パレードが終わるとようやく正式に六甲おろしがかかる。甲子園は大合唱で揺れていた。

 その後も選手達は長い間グラウンドに残っていたが、今年のハイライトシーンがスコアボードに映し出される頃に我々も引き上げ始める。どこかに呑みに行こうかとも思ったが、今日は素直に帰ることに。甲子園のチケット販売所辺りでは今だバンザイが続く。というかそこら中でバンザイと六甲おろしと選手の応援歌が響き渡っている。甲子園駅に着いた時、面白いなぁと思ったのは、神戸方面よりも大阪方面に帰る人が圧倒的に多かったこと。兵庫県の球団だけど、やっぱり大阪人に愛されてるのね。阪神電車も臨時列車を増発しピストン運転。けっこう早く三宮に帰ることが出来た。JRに乗り換えるとホームから駅裏の広場で優勝を祝う集団の声が聞こえてくる。むぅ、神戸でこんなんだと言うことは難波は強烈なんだろうなぁ。道頓堀に飛び込む連中もハンパじゃない数のはずだ。

 西明石駅に到着し、コンビニで弁当を買ったうえで相方の家へ。遅い夕飯を食いながら今日の興奮を伝えると帰宅。帰宅後、早々に始まったサンテレビでの優勝番組を見る。優勝インタビューもビールかけも生中継ノーカットで放映するサンテレビは本当にえらい。スタジオ(というか特別スタジオの船上祝勝会場)にカメラが写ると本当にしょぼい(ゲストも安っぽいし、素人が単に飲み会をやってるだけといった感じ)けど、それでもサンテレビは関西阪神ファンの希望の星だ。その後もいくつかのチャンネルと変えながら2時ごろ眠りにつく。まさに夢のような一日であった。


a-Nikki 1.06

banakuma1.gif (3399 バイト) gameonline Last Update: 2004/06/02 22:48:46